血液型となりやすい病気

血液型をわけるとA,B,O,ABの4種類にわけられ、「ABO式血液型」と呼ばれる。輸血をするときは同じ血液型同士でおこなうのが原則であるがO型だけは他の血液型の人に輸血することができる。

血液型によってかかりやすい病気が変わる。

大きな怪我を負ったO型の人は、O型以外の人と比べて死亡率が高く、901人のデータからO型の死亡率は28%、O型以外の人の死亡率は11%であった。これはO型の人はフォン・ヴィレブランドという血液凝固因子が少ないからである。つまり血液が固まりにくいことをさす。ただ、血栓ができづらいことより、O型はO型以外の人と比べて心筋梗塞エコノミークラス症候群静脈血栓塞栓症)のリスクが低い。

 

A型は胃癌や唾液腺がん、自律神経失調症、B型はすい臓がん、糖尿病、インフルエンザ、O型は胃・十二指腸潰瘍、皮膚がん、自己免疫疾患、AB型は脳卒中認知障害になりやすい。

 

AB型が4血液型の中で最も弱く感染症にかかりやすい、O型は最も免疫力に優れる、B型はストレスに強い、A型は最も免疫力が少ないといった特徴をもつ。

もしかすると、このような血液の成分による病気のなりやすさなどが、所謂血液型ごとの特徴である性格形成に影響を与え、A型は「几帳面」O型は「おおらか」といった性格形成があるのかもしれない。