研究に倫理的問題はないのか?ー心理学・医学を事例にー

心理などに関する論文を読んでいて倫理的に問題ごあるのではないか、という論文がいくつか見られうる。

私が過去に精神疾患、PDDより、そのような論文を読むのであるが、

論文では、発達障がいについて話の空気が読めないことを皮肉めいた書き方をしていたり、お世辞がわからないことを述べていた。

しかし、倫理的観点から見ると、別に意思決定権があるかどうかまでは論文からはわからないが、本人の了承は得られたものなのか、話の空気やお世辞の問題を本人の問題として扱うことは、「相手を人として尊重する」というより、モルモット的な扱い方をしているように私からは見えた。

人として扱う場合は、その場の空気的な問題等を深掘りするのは、少し倫理的でないような感じがするし、インタビューの事例も「モルモット」のように扱い、「場に合わせられないことは非常に問題だ」と結論づけることはどうなのだろうか。

医療や心理学は、人を扱うものの、探究することを圧倒的に優先していてなんだか読んでいていい気分にはならない。