障がいとは?ーパラリンピックを事例にー
インドネシアのSES(2008)のローデータを加工して、教育水準と障がいの有無を分散分析した。
SES(Socio Economic Survey)のこと。
分散分析とは、一元配置分散分析という「3つ以上水準の母平均の差を検定する」方法があり、1つの要因のみを検討するものと、二元配置分散分析という「2つの要因を含むデータから、各要因における水準間の平均値の差を検定する」方法である。
狙いとしては、障がいがあるかないかで、教育水準に影響を及ぼすのかである。
インドネシアのSES(2008)のローデータを加工して、教育水準と障がいの有無を分散分析した。
SES(Socio Economic Survey)のこと。
分散分析とは、一元配置分散分析という「3つ以上水準の母平均の差を検定する」方法があり、1つの要因のみを検討するものと、二元配置分散分析という「2つの要因を含むデータから、各要因における水準間の平均値の差を検定する」方法である。
狙いとしては、障がいがあるかないかで、教育水準に影響を及ぼすのかである。
障がいは、バイナリ変数で0がなし、1がありである。
結果としては、F(自由度)は大きくpro>F は、0.00であり、差があるということが確認された。
ここで話を少し変える。
今年開催されるパラリンピックに注目が集まる中、近年ではテクノロジーや設備の発展など、非障がいと障がいの差はあまりないともいえる。
確実に昔よりも、その差は縮まったとオンラインで聞く機会があった。
SDGsでも掲げられるように、持続可能な社会が望まれる中、「未だに障がいと非障がいには大きな壁があると勘違いされ、残念な気持ちだ」と聞いた。
それを聞いてなんとも言えない気持ちになった。
データは2008年のもので、差が大きいとしてももう10年以上経過の間に急速な経済成長に伴う技術・テクノロジーの進展から現状は大きく変わり、少し古い研究データを信じきってはならないのである。