シリア内戦
シリアという地にてアメリカとロシアが所謂「代理戦争」をしている感じがしてならない。
シリアでは2011年から内乱が起きており、自由シリア軍とアル・カーイダ系反政府勢力(アル・ヌスラ戦線)とアサド政権(シリア政府)の三つ巴状態である。
この内戦によって多くの国内避難民と難民が発生し、多くの国民が故郷を追われている。
米国、欧州連合、トルコ、サウジアラビアなどの湾岸産油国は、独裁者であるアサド大統領の退陣を求め、反体制諸派をシリアの「正式な代表」として政治的・軍事的に支持した。
他方、ロシアはアサド政権よりで支援をしている。
その混沌とした中で過激なイスラーム主義者であるISも誕生した。
三つ以上のプレイヤーがシリアには混在し、情勢はいつまでも不安定だ。
詳しく書くと長くなるがシリアの内戦にはアメリカやロシアといった先進諸国が絡んでいることを忘れてはならない。