2020年のふりかえり

2020年を振り返るとやはり新型コロナウイルスの蔓延が特に印象的ではあるが、他にもアメリカ大統領選挙、ブラック・ライブズ・マター(BLM)、香港の問題、レバノンでのベイルート港爆発事故などなんだか落ち着かない年でもあったかもしれない。

2020年を象徴する漢字が「密」であるように、我々の生活はがらりと生活が変わり、マスクをつけることは当たり前、リモートでの仕事の普及、密にならないように気をつけるといったことが当たり前となった。

特に変化を好まない日本では、変化せざるを得ない状況下に追いやられた。「ハンコを押すために出社する意味がわからない」という人もおり、コロナ禍において確実に生活スタイルを変えざるを得ないといえる。

他方で、コロナによるパンデミックは大気汚染問題の改善、ヴェネツィアの海が綺麗になり魚が戻ってくる、家にいることが多いためか「鬼滅の刃」の流行など、いい意味での変化もあった。

海外ではワクチン開発が各国で行われており、コロナの変異種の出現といった背景から今後の予想がしにくい中、我々は新しい生活スタイルを確立する必要があり、柔軟に対応することは必要不可欠である。