気候危機を訴える障がいをもった少女

温暖化が進む現代、「温室効果ガス排出・削減」、気候危機を世界に訴えたグレタ・トゥーンベリさん。2019年9月、アメリカ・ニューヨークで行われた「国連気候行動サミット」にて環境問題・気候危機についての演説をした。グレタさんの演説に関してプーチン氏は「10代の若者を自身の利益のために利用してはいけない」「優しいが知識に乏しい」などとコメントし、グレタさんの活動に一石を投じた。グレタさんに対して、ドナルド・トランプ氏も「明るく素晴らしい未来を楽しみにしている」などと発言をしていると。批判が各国の評論家から出ており、「政治利用されている」「精神的に病んでいる」などと言われている。皮肉にも環境に関するコメントは少なく、中にはグレタさんがアスペルガーであることを批判する意見もあり、これらの発言は非常に狂気じみたものである。彼女の意見に反論できない以上、負けを認めるべきであり、環境問題に着目すべきである。尚障がいの有無、人格を否定するような意見はもってのほかである。経済が奏功するだけでなく経済成長とともに生じる環境への影響ももちろん考慮しなくてはいけず、そのような視点に欠けている政治家や世界のリーダーは多い。反論できない以上彼女の意見を飲み込む必要があり、人格に関わるようなコメントは人間性を欠いている。

また、彼女は私と同じアスペルガー症候群をかかえ、ハンデをもっているにもかかわらず、彼女が前向きに行動していることにおいて尊敬している。また、同じ障がいを抱えている以上、彼女そのものに興味がある。彼女の行動には勇気づけられる。

社会を生きていく上において障がいの有無は関係ない。

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