真のカウンセリングとは

まず、私はカウンセラーの経験はなく心理学についても独学で少しかじっている程度であるため、妄言として書いているもので信ぴょう性に乏しいことを理解してある一人の意見として聞いてほしい。

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カウンセラーの3条件(心構え)は、共感的理解、自己一致、無条件の肯定的尊重であると言われる。カウンセラーといっても臨床心理士から市役所などにいるカウンセラーなど幅広い。共感的理解とは、クライエントの世界をカウンセラーがあたかも自分自身のことであるかのうに感じとること

・自己一致とは、クライエントとの関係でカウンセラーが自由かつ深く自分自身になりきっていること

・無条件の肯定的尊重とは、クライエントをひとりの独立した人間として、条件なく肯定的に尊重する姿勢のこと

である。私は統合失調症発達障害特有の傷つきやすさがあるためカウンセラーとのかかわりは深い。学校のカウンセリングを含め、統合失調症になった高校時代から定期的にカウンセリングを受けている。私が感じる限りカウンセラーでも特徴がばらばらで上記の条件を満たしている人もいればいない人もいる。とりわけ博士課程をでている人は共感性がかなり乏しい人が多いように感じ論文や精神疾患の判断基準にかなり即していて患者個々人を深く観察するよりもデータに基づいている人も少なからずいる。私は友達から「カウンセラーは心の問題を直接扱いすぎて共感性が乏しくなっている人もいる」と聞いていたが、まさにそのような感じがするカウンセラーもいる。心の問題をダイレクトで扱うのは精神的ダメージもあるし大変だと思う。私がエンパス体質ゆえに中には思ったことをバンバン言ってきて「何でこのカウンセラーは共感性がなく自分の思ったことを押し付けるのだろうか」「なぜこの人は鈍感であろうか」と思うこともある。もしかすると心の問題を扱いすぎた弊害を受けている人も少なからずいるのではないかと推測される。心理学部を卒業しても心についてより知ることができるが、人の心を読めるわけではないということはこういうことである。

結局論点があやふやになってきたが、カウンセラーの三条件を意識しつづけることはさぞかし難しいことであろうと推測できる。