ヨーロッパにおける資源再利用

筆者はヨーロッパを訪れたときにふと感じたことは街がきれいであることであった。筆者のリテラチャーレジューによるとごみ処理に関してヨーロッパは資源が乏しいためごみをリサイクルして再利用し効率よく資源としてごみを使っているようである。他の国の例であるが「1991年にドイツで初めて,包装規定と共に廃棄物処理に関する法の改定が施行されてから,デュアルシステム(Grüner Punkt)の下で,できるだけリサイクルを行う,できるだけゴミを出さない,廃棄物処理が続けられ,2020年までに少なくとも地球温暖化に悪影響を与えるゴミと危険物ゴミはゼロにする目標を定めています。」(Euro-Japan. https://euro-japan.net/jp/travelling-europe/travel-in-germany)

加えてスウェーデンではゴミの99%を有効的に利用しようという「リサイクル革命」が起きているらしい。廃棄物ゼロという目標を設定しているらしい。スロバキアでの筆者のインタビューにて「あれは火力発電所ですか。」と聞いたところ実際は廃棄物を利用した発電所であった。これは一つの例にすぎずヨーロッパでは廃棄物がビジネスとしての対象物となっている。おそらく筆者としての所感は日本よりゴミの分別、リサイクルが進んでいるであろうと感じた。

EUでは、省資源、省エネルギー経済を包括的な枠組みとして形成し、その中でEUの産業の付加価値と競争力を高める政策の検討が行われており(Dowa エコジャーナル.2014)、この動きが経済政策にもポジティブな影響を与えている。

ドイツはとりわけゴミの分別にうるさくEUの多くの国では環境フォーラムが開催される。

結論としてEUでは環境政策に力を入れ尚且つ効率よくリサイクルすることによって経済を潤すものとなっている。日本と比べてもゴミ問題に関しては発展しており環境先進国といえるのではないでしょうか。

 

Source:

 

http://www.tufs.ac.jp/studyabroad/tobita/europa/2017/12/post-30.html

 

https://m.huffingtonpost.jp/2014/09/10/99-per-cent-of-swedens-garbage-is-now-recycled_n_5795356.html

 

http://www.dowa-ecoj.jp/sonomichi/re/04.html

 

http://www.euro-tour.co.jp/ef-eco2.html